[段落分離禁止オプション]には、2つの機能があります。スタイルを指定した段落と次の段落の行数を指定する設定と、スタイルを指定している段落の分離禁止を指定する設定があります。
[段落分離禁止オプション]には、[次の行数を保持]で行数を指定するようになっています。ここでは、スタイルを指定した段落の次の段落の行数を指定します。
たとえば、見出しと本文があるとします。1行の見出しが行末にきたとき、それを次のフレームに移行させたいとき、[次の行数を保持]で行数を指定します。もし「1行」で指定すると、見出しと本文1行が分離禁止になり、見出しは次のフレームに送られます。
[段落の分離禁止]は、スタイルを指定した段落の分離禁止です。ここをチェックして[段落中のすべての行を分離禁止]とすると、フレーム内に段落すべてに収まらないときは、次のフレームに送られます。
[段落の先頭/段落末で分離禁止]を選択すると、分離禁止にする行数が指定できます。[先頭から]で行数を指定すると、段落の先頭から分離禁止にする行数を、[段落末まで]で行数を指定すると、段落末から分離禁止にする行数を指定します。
本文などのスタイルでは、[段落の先頭/段落末で分離禁止]を指定すると、段落の最初の1行が孤立(オーファン=孤児)したり、最後の1行が孤立(ウィドー=未亡人)することをここで防ぐことができます。
[段落の開始位置]は「任意の位置」を指定します。それ以外のオプションを設定すると、段落の開始位置が強制的に次の段や次のフレームに移行されます。
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